富 良 野 公 演 |
地元での自主公演のほか、地方公演も経験している士別市民劇場。
平成8年の士別農民連盟発行の新聞「あぐり」に寄稿した際に
地方公演のひとつ「富良野公演」についても触れましたのでここに紹介します。
1996(平成8年)9月10日発行『あぐり』から記事抜粋。
新農業人・夢は大きく
牧場を営む理加子さんは、道内でも少ない女性経営者である。理加子さんは忙しい農業のかたわら、社会活動に積極的に取り組んでいる。
それは高校時代に接した演劇活動で、卒業後すぐに道北を代表するアマチュア劇団の「士別市民劇場」へ入団した。以来演劇の創造活動と地域文化の振興を、演ずる事に徹して活動している。持ち前のキャラクターで劇団を華やかせ激しいバイタリティと言葉の連射でまわりを圧倒する演技力と存在感をもって活躍している。理加子さんは主要キャストとして舞台回数が増すたびに「女優」としての輝きを大きくしている。
今回、士別市民劇場は、富良野市の芸術祭実行委員会の招きで演劇公演を果たし大きな評価を得てきた。自らを「牛飼い童」と称する働き者の彼女はいつもキラキラと輝いている。
(ここまで序文。 執筆者/寺島栄一)
(これより本文。 執筆者/当サイト管理人・理加子)
どんな仕事も気持ち次第
「仕事は農業です。うちは牧場なんですよ。」と自己紹介すると大抵の人は若いのにえらいねと驚きます。どうも必要以上に農家は大変だと言う先入観が存在するらしく妙に感心され、正直言うと少し居心地の悪い思いをすることもしばしばです。実際、家畜がいるので休日はないし夏の炎天下での肉体労働は確かに辛いもの。けれどそこはプラス思考で発想の転換をします。
そう、私は辛い百姓仕事をしているのではなくダイエットの為サウナで運動しているのだ、流れる汗が確かな証。.夏が終わる頃にはモデル並のナイスバディに・・・なっていたらなぁ(無理だって!)それに牛の世話もペットをたくさん飼ってると思えば心も豊か。しかもみんな血統証付きでお高い。家畜としては当然だがモノは考えよう。どんな仕事でも気持ち次第で辛くもなるし楽しくもなるハズ。
そして趣味や目的があれば例え大変でも充実した人生を送れるのではないかと思います。
市民劇場で充実した人生
私の趣味は「食う寝る遊ぶ」の一言に尽きるのですが、それではタダの怠け者。
実は市民劇場に所属して一生懸命に頑張っているのです。市民劇場とは市内の愛好者による演劇団体。プロの劇団を招く事もあれば、自分達で芝居もする両面性を持っています.。
昨年は20周年を迎え、道の文化選奨にも選ばれました。記念に朝日町や鷹栖町へ赴いての地方公演や士別神社での野外公演を経て今年8月31日には、あの富良野での上演が決定し、行って来ました一泊二日で。勢いですねぇ、やりました!
『富良野塾』からメロンの差し入れ
当日、なんとアノ富良野塾からメロンの差し入れが!!でもメロン嫌い。などと文句をたれていたら、更に4箱のメロンが実行委員から楽屋に届き皆大喜び、私は失神寸前。(ちとオーバーか)
その間にも舞台では大道具、小道具のセット、音や証明のキッカケ合わせにメイクを済ませ衣装を着ればアッという間に開演時刻。
めまぐるしい動きの中、幕は上がり、客席は笑い沸いて、上々の反応に演じるキャスト、裏を支えるスタッフ、共に気分は最高潮!そして無事に幕は降りました。
その夜、公演に当たり実行委員会を組織して下さった結成ホヤホヤの富良野の市民劇団の方々の接待で交流会を兼ねた打ち上げが盛大に行われ、ホテルには深夜の帰宅となりました。でもソコは富良野。仕事を忘れて寝坊しても大丈夫。だが哀しきは百姓のサガ。迂闊にも目覚めてみれば6時前。さすが私は農家!早起き!!
けれど眠い朝でした☆
舞台袖にて。
この公演の演目は『ダニーボーイ』。いわゆるバックステージもの・・・かな?
本番が進行してる舞台裏で裏方の人間達や役者が繰り広げるドタバタコメディです。